診療放射線技師の認定・検定制度
日本放射線技師会は、診療放射線技師の生涯学習として「技師格認定(アドバンスド放射線技師・シニア放射線技師・マスター放射線技師)「認定資格(放射線機器管理士・放射線管理士・医用画像情報管理士・臨床実習指導教員)」「臨床技術能力検定(1級~3級)」制度を設置している。
技師格認定制度
すべての継続教育の基本となる制度。
【アドバンスド放射線技師】
・診療放射線技師免許所有者のうち進歩的放射線技師
・アドバンスド放射線技師格取得のためのセミナー4科目について単位認定を受けること。
※大学等において取得した科目によって、取得の免除が認められる
【シニア放射線技師】
・アドバンスド放射線技師認定者
・なおかつ以下の対象取得カウントの合計が1000カウント以上である者。なお学位は最終学位のみをカウントし、臨床技術能力検定(技能検定)は同一種別の高位についてのみカウント。
※認定資格:1つにつき100C、技能検定:3級/30C、2級/40C 、1級/50C、学位:学士/750C、修士/1500C、博士/3000C
【マスター放射線技師】
・シニア放射線技師認定者
・なおかつ以下の対象となる取得カウントの合計が3000カウント以上である者。
※学位:学士/750C、修士/1500C、博士/3000C、著述:600C、著書:1500C
認定資格制度
所定の講習と試験により一定の知識を有すると認められる者に認定資格を与えている。それぞれの領域に関連する新しい知識と技能を常に保持することが求められるため、5年ごとの更新を設けている。
【放射線機器管理士】
・所定の講習を受講し、放射線機器管理士認定試験に合格したもの
・画像診断機器や放射線治療機器、関連する情報管理機器まで幅広い機器の特性を理解し、その安全かつ適正な利用のための機器管理を実施するため
※国際認定試験として日本を含む3ヶ国で実施されている
【放射線管理士】
・所定の講習を受講し、放射線管理士認定試験に合格したもの
・医療施設内外における放射線安全管理に貢献できる人材の育成に努め、放射線被ばくから国民の生命の安全確保に努めることを目的としている
※国際認定試験として日本を含む3ヶ国で実施されている
【医用画像情報管理士】
・所定の講習を受講し、医用画像情報管理士認定試験に合格したもの
・PACS、RISの運用管理を行う知識を持ち、適切な医用画像の利用を進める
・国際認定試験として日本を含む6ヶ国で実施されている
【臨床実習指導教員】
・実習施設指導者等養成講習会を受講し、修了証書を授与されたもので、その後に所定の講習を受講し臨床実習指導教員認定試験に合格したもの
・臨床実習指導教員としてのスキルアップを積んだ上で臨床実習を効果的に実施し、診療放射線技師の資質向上を図ることを目的としている
臨床技術能力検定制度
・診療放射線技師の持つ日常の臨床業務に関する知識・診療技術を、一定の基準により検定するもので、毎年4・6・9・11・2月実施(年5回予定) *変更される場合あり。
・「アドバンスド放射線技師格」以上の認定者
・検定の有効期間は5年間。更新制度はなく、有効期間内に、同項目の同階級もしくは上位級を取得する必要がある
【技能検定3級】
・評価基準をその知識レベルが規準に達している者
・記述方式の筆記試験による考査
【技能検定2級】
・評価基準を知識レベルが規準に達しているとともに業務遂行に際して最低限必要な技術を備えている者
・記述方式の筆記試験を基本とする(科目により実技試験を実施)
【技能検定1級】
・評価基準を知識および技術ともに十分な実力と秀でた業務遂行能力を備えている者
・実技試験ならびに口答試験による考査